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自動車運搬船とフォルクスワーゲンの輸入自動車整備センターを 豊橋市の小学生が見学~海事産業と地元産業のつながりを学ぶ~

(公財)日本海事広報協会では、川崎汽船(株)と共催にて2019年10月7日(月)に豊橋市立大村小学校5年生(31名)を対象に、三河港において同社運航で地元の(株)新来豊橋造船にて建造された自動車運搬船「DURBAN HIGHWAY」とフォルクスワーゲン グループ ジャパン(株)の輸入自動車整備センターの見学会を実施しました。
本見学会は豊橋市教育委員会、川崎汽船(株)、フォルクスワーゲン グループ ジャパン(株)の協力の
もと3年連続で続いて実施しているもので、自動車貿易で輸出入ともに世界トップクラスの三河港にスポットを当て、児童が日本における海上輸送の重要な役割や自動車産業など豊橋の郷土の産業を学ぶことを目的とし、海事教育と郷土教育を融合した試みとなっています。
 本見学会を前に7月22日には豊橋市の小・中学校教員の研修会として川崎汽船(株)の船長による講話と今回とほぼ同一プログラムの見学会を実施し、9月30日には大村小学校の児童を対象に川崎汽船㈱船長による事前授業を行いました。さらに10月4日には、大村小学校5年生が今回の見学会で乗船した自動車運搬船を建造した(株)新来島豊橋造船を訪れる機会も提供しております。
 この日見学した自動車運搬船「DURBAN HIGHWAY」は、6,000台積みで、ドイツのエムデン港で積まれた2700台の車を三河港明海埠頭で2日間かけて揚げる船です。児童たちは川崎汽船(株)の船長に引率され船のランプウエイから船内に乗りこみ、ブリッジ(操舵室)では児童たちを本船の外国人の船長が英語の挨拶でお出迎え。ブリッジにある電子海図や船内機器の説明を受けたり、船の舵をおっかなびっくり触ったりし、「すごい」「すごい」と随所で歓声が上がりました。カーゴホールド(貨物艙)では自動車の揚げ荷役を見学し、迅速かつ確実に車が次々と岸壁へ下りていく様子を熱心に眺めていました。
 続いて、フォルクスワーゲン グループ ジャパン(株)に移動した児童たちは、輸入自動車整備センターやテクニカルセンター等を見学しました。電気自動車とハイブリッドカーの説明を受け、車の充電口の場所を大騒ぎで探したり、高級車のオープンカーの屋根が開く様子やスポーツカーのエンジン音を聞いたりし、驚きを隠せない様子でした。輸入車の出荷前検査・外観点検を行う様子を興味深く見、豊橋における輸入車の拠点の現場を実感していました。
この日、児童からは「船がとても広くて迷子になりそう」「船がすごく大きかった」「船やセンターではいろいろな人の役割があり、船と自動車がつながっている事がわかった」等の感想がありました。
 10月9日には、これらの見学会等での体験を踏まえ、豊橋市の教員と当協会が協力して編集した小学生用のオリジナル副教材「海運と船と港の役割(豊橋版)」を活用し、大村小学校において研究授業に臨みます。
                  (2019.10.9)



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