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副教材事業 三河港にて豊橋市立松山小学校5年生を対象に見学会

体験型学習による海事教育促進の新たな試み
~三河港にて豊橋市立松山小学校5年生を対象に自動車運搬船と輸入新車整備センターの見学会を川崎汽船と実施~

 公益財団法人日本海事広報協会(会長・朝倉次郎)では、学校教育において、わが国の暮らしと産業を支える海運をはじめとする海事産業を取り上げていただくよう、海事諸団体の協力を得て副教材を制作し、「小学校における副教材等による海事教育の推進事業」を展開しています。本事業4都市目として、平成29・30年度は愛知県豊橋市において展開しており、この春に豊橋市内の全小学校に副教材を寄贈しました。
 当協会は9 月18 日(火)に、豊橋市教育委員会において当該副教材を活用した授業実践モデル校に指定された豊橋市立松山小学校5年生を対象に、わが国有数の輸入自動車物流拠点である三河港にて、自動車船および輸入新車整備センター見学会を川崎汽船株式会社と共に開催いたしました。本見学会は当該副教材に沿った体験型学習の一環として企画し、フォルクスワーゲングループジャパン株式会社、一般社団法人日本船主協会の協力を得て開催に至ったものです。
 実施主体:川崎汽船株式会社、(公財)日本海事広報協会、豊橋市、豊橋市教育委員会
 協力:フォルクスワーゲングループジャパン株式会社、
(一社)日本船主協会
 見学者:豊橋市立松山小学校5年生 児童43名、引率教員 3名、豊橋市教育委員会 1名
 見学対象:愛知県豊橋市三河港明海地区、5,000台積型自動車運搬船「NIPPON HIGHWAY」、フォルクスワーゲングループジャパン(株) テクニカルサービスセンター
 18日の見学会には同小学校5年生43名が参加し、陸上勤務中の日本人船長の案内で三河港に停泊中の「NIPPON HIGHWAY」の車両積み込みデッキから居住区を経て、船橋(ブリッジ)、上甲板を回るコースを見学。ブリッジでは、本船のフィリピン人の船長が出迎え、子どもたちと挨拶を交わしました。ブリッジで子どもたちはかじ取りをしたり、双眼鏡をのぞいたりし、本船の見学で船員の仕事や船内生活を知ることで、船の役割や仕組みを学びました。
 一方、フォルクスワーゲングループジャパンでは、テクニカルサービスセンター(新車整備・配送拠点)を見学しました。まず、同社による会社概要が説明され、同社の世界の工場から船によって車が運ばれる経路の説明を受け、海運と自動車の関わりを学びました。
テクニカルサービスセンターでは、電気自動車の充電を体験。さらに自動車各部の厳しい納車前のチェックの仕事や、見学した本船とほぼ同じ5,000台収容規模のカーサイロで次々と新車が保管されていく様子を子どもたちは興味深く見ていました。
 この日、見学した子どもたちからは、「船が思ったより大きくて、機械もたくさんあり、びっくりした」、「日本人の船員が外国人の船員とやりとりしていて、かっこよかった」、「車の外装などのチェックが厳しくて、驚いた」、「いろいろな種類の車があってドアの開け方もいろいろあっておもしろかった」などの感想のほか「船や自動車に関わる仕事がしたい」という将来の夢を語る子供が何人もいました。
 本事業では、7月25日には同一プログラムで豊橋市の社会科教員向け研修会、本見学会前には川崎汽船船長による、自動車運搬船の役割などの事前授業を同校にて実施しました。また、本見学会後は児童と同船長による振り返り授業を、さらに9月27日には同校児童による市内造船所見学会を開催予定です。
 当協会では、本事業を通し、今後とも同市内全小学校に対して海事教育をさらに推進していく所存です。
小学校における副教材等による海事教育の推進事業 協力団体(50音順)
(公財)日本海事センター、(一社)日本港運協会、(公社)日本港湾協会、(一社)日本船主協会、(一社)日本倉庫協会、(一社)日本造船工業会、日本内航海運組合総連合会



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