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船の大きさ、重さ、速さ

船の大きさ、重さ

船の大きさを表すもっとも代表的な単位が「トン」です。トンには総トン数、載貨重量トン数、排水量などいくつかありますが、もともとは15世紀の初め頃、船から税金を取るためにイギリスで定められたといわれています。
総トン数は船の大きさを表すものです。トンという呼称がつきますが、船そのものの重さを表しているわけではなく、船の容積を基に算出したものです。現在の総トン数は、1982年に発効された「船舶トン数の測度に関する国際条約」で定められた算出方法によって計算されています。

速さ

船のスピードを表す単位をノットといいます。ノットはロープの結び目を表すノット(knot)のことです。なぜこれが速力の単位になったのかというと、16世紀中頃から、船の速力測定にハンドログという器具がもちいられるようになりました。これはロープにつなげた錘付の木片を海中に流し、一定時間内にどれだけ流れたかを計測するものでした。ロープには約14.4mごとに結び目がつけられ、結び目が1つ繰り出されれば1ノット、3つ繰り出されれば3ノットといっていたのです。この単位が現在でも使われています。1ノットを時速に換算すると1海里(1,852m)となります。

スピード比較 時速(km)
ボーイング787型機 910(マッハ約0.75)
リニア中央新幹線 500
乗用車 80
ジェットフォイル 80(約43ノット)
大型コンテナ船 43(約23ノット)

コンテンツ一覧

  • 海と船の情報ファイル「海」や「船」のさまざまな情報を紹介。
  • シップガイド世界中の港を行き来する、いろいろな貨物船を紹介するミニ船図鑑。
  • SHIPPING NOW「海運」のデータを集約し、わかりやすく説明したパンフレット。
  • 海と船なるほど豆辞典海の自然・生物、船と港を小学生向きに解説。
  • 海の手帳(Befriend the Sea)海や港での学習に役に立つ海事知識や環境問題をわかりやすく解説。
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