海洋キャリア教育 清瀬中学校「職場体験」に協力!

2023.01.27 (fri)

学校教育

(公財)日本海事広報協会(会長・武藤光一)は、「海に関わる仕事」を知り、海洋・海事産業に対する子ども達の関心を高めることを目的に、小中学生のキャリア教育を支援する活動をすすめております。

今般、当会では、清瀬市立清瀬中学校(校長・佐藤明子)が、20229月~12月にかけて、2年生を対象に進めた「職場体験」に協力いたしました。「東京港」とそこに点在する「TOKYOミナトリエ」「海洋情報資料館」「船の科学館」等施設を訪問し、海や港等、またそこに関わる様々な職業を生徒達が調べ、体験する総合学習です。

当会では、事前学習として「日本と海の関係」について出前授業を行い、日本がもつ海の広さや貿易量、その貿易を支える海運、生徒の皆さんが住む東京にある東京港の役割について紹介を行いました。後日、「海に関わる仕事」を代表して(一社)日本船長協会 長田泰英船長より、東京港への入港数が多いコンテナ船と外航船員の仕事についてお話いただきました。

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その後、生徒達はタブレットPC等を活用した調べ学習を行い、自身の調査テーマをもって、東京港が隣接するお台場エリアへ出発。各施設を訪問し学習を深め、最後は水上バスから東京港を視察しました。

学校では、事後学習を経て、総まとめとして、生徒による成果発表会が、保護者の皆様、教育委員会の先生、長田船長、当会職員が見学する前で行われました。生徒の皆さんの発表は、個性豊かでどれも素晴らしく、生徒達の学習意欲と海の魅力を感じさせるものでありました。

職業体験を終えた生徒達からは、「海に関わる仕事や道具は、今まであまり見聞きすることはなかったけれど、すごく重要なことばかりでおもしろいと思った。」「働くことが何かを改めて考える良い機会になった」などの感想が、指導にあたった清瀬中学校の先生方からは、「職場体験を通じ多くを学ぶと共に、たくさんの思い出を作ることができた。」などの感想が届きました。