国土交通大臣賞決定!!2021年度「ジュニア・シッピング・ジャーナリスト賞」

2022.01.27 (thu)

協会からのお知らせ

海運、港湾など海事産業をテーマにした小中高生向け新聞コンクール「ジュニア・シッピング・ジャーナリスト賞」(主催・公益財団法人日本海事広報協会、会長・武藤光一)のグランプリである「国土交通大臣賞」がこのほど決定した。

1月21日、国土交通省において斉藤鉄夫国土交通大臣が選考を行い、小学生部門に新潟市立万代長嶺小学校5年・佐藤光梨(さとうひかり)さんの「SDGsで未来の港を切り拓け!」、中学生・高校生部門に九州国際大学付属中学校新聞部・黒瀬唯月奈(くろせいづな)さん、笹田梨央(ささだりお)さん、大野更紗(おおのさらさ)さん、佐藤美月(さとうみづき)さんの「北九州港の仁義ある戦い...いざ、六つの港が力を合わせん...」が選ばれた。

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(写真)選考する斉藤大臣・写真提供:国土交通省

国土交通大臣賞以外の各賞は1月31日の審査会で決定される予定。その結果及び作品は、当会ホームページ、Twitterなどで発表するとともに、全国での入賞作品展にて作品を展示してまいります。

≪2021年度「ジュニア・シッピング・ジャーナリスト賞」国土交通大臣賞受賞作品≫

小学生部門

SDGsで未来の港を切り拓け!」 新潟県 新潟市立万代長嶺小学校5年 佐藤光梨(さとうひかり)

SDGsで未来の港を切り拓け.jpgのサムネイル画像

<選評>SDGsの観点から海運・港湾のことを見事に捉えた意識の高い作品です。わが国は、2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出実質ゼロ)実現を表明しており、国土交通省としても海運・港湾など所管する分野において諸施策を力強く推進しているところです。よく調べ、よくまとめられており、多くの方に読んでいただきたい素晴らしい内容です。

中・高校生部門

北九州港の仁義ある戦い...いざ、六つの港が力を合わせん...」  九州国際大学付属中学校 新聞部   黒瀬唯月奈(くろせいづな)、笹田梨央(ささだりお)、大野更紗(おおのさらさ)、佐藤美月(さとうみづき)

北九州港の仁義ある戦い.jpg

<選評>興味をそそられるユニークで斬新な見出しとなっており、丹念な取材を通じて「地元愛」が伝わってくる作品です。6つのターミナルがそれぞれの特長を 生かしながら、北九州港の発展のために挑戦を続けているという内容にも深みがあって、大変よくまとめられています。

≪2021年度「ジュニア・シッピング・ジャーナリスト賞」について≫

「ジュニア・シッピング・ジャーナリスト賞」について 

 四方を海に囲まれた日本は、水産資源や観光など海の恩恵を受ける一方、せまい国土から採れる必要な資源の量は限られています。そのため、私たちのくらしに必要な食料やエネルギー資源の多くを海外からの輸入に頼っています。そしてそのほぼ100%を船で日本へ運んでいます。「ジュニア・シッピング・ジャーナリスト賞」は全国の小学生・中学生・高校生の皆さんに、それら貿易を担う「海運」などの海事産業やそれにかかわる「船」や「港」について学び、その重要性を理解してもらいたいと2013年から開催し、今年度で9回目を迎えました。2021年度も全国から多くの素晴らしい作品が1,141点集まりました。子どもジャーナリストたちの作品を通して、1人でも多くの人に海事産業や「船」、「港」の大切さを理解し、身近に感じてほしいと願っています。参考URL:https://www.kaijipr.or.jp/jsj/

2021年度審査委員(順不同・敬称略)  歌手・エッセイスト・教育学博士 アグネス・チャン/全国新聞教育研究協議会 理事長 小林豊茂/東京海洋大学 教授 黒川久幸/公益財団法人日本海事広報協会 理事長 尾澤克之

主催団体  公益財団法人日本海事広報協会

後援  国土交通省、文部科学省、全国連合小学校長会、全日本中学校長会、全国高等学校長協会、全国市町村教育委員会連合会、全国新聞教育研究協議会、一般社団法人日本船主協会、一般社団法人日本造船工業会、一般社団法人日本中小型造船工業会、公益社団法人日本港湾協会、日本内航海運組合総連合会、一般社団法人日本旅客船協会

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          

この「ジュニア・シッピング・ジャーナリスト賞」は、公益財団法人日本海事センターからの補助を得て実施しています。