紋別市と佐伯市の中学生によるオンライン交流会を実施

2021.12.08 (wed)

学校教育

(公財)日本海事広報協会と(公社)北海道海事広報協会、(公社)九州海事広報協会は、佐伯市立本匠中学校と紋別市立渚滑中学校と協力のうえ、中学生によるオンライン交流会を実施しました。

紋別市で活躍する流氷観光船「ガリンコ号ⅢIMERU」は、佐伯市にある三浦造船所で建造されたことから、それぞれの地に住む中学生同志の交流を通し、造船のことや船のことを学んでもらいたいと、web会議システムをつかった交流会を教育委員会と学校へ提案、交流会を実施することになりました。

オンライン交流会の前に、紋別市の生徒達は「ガリンコ号ⅢIMERU」に乗船し、船長より船の性能や先代の「ガリンコ号Ⅱ」との違いなどのお話を聞きました。一方、佐伯市の生徒達は「三浦造船所」を訪問し、「ガリンコ号ⅢIMERU」の特徴や建造するうえで苦労したことなどのお話を聞きました。

オンライン交流会当日は、見学会で学習したことやその時の感想、地元の名産品や観光名所などをスライドにまとめ、生徒達がカメラ越しに発表し合いました。質問も飛び交う、活発な交流会となりました。

参加した生徒からは、「造船所の方々の苦労や思いがガリンコ号にはつまっていることがわかり見方が変わった」「ガリンコ号に乗るために北海道へ行きたい」「揺れを抑えるために造船所でテストを重ねていることを知った」などの声が聞かれ、海事産業への関心が伺えました。

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