海船なるほどサーチAND OR














わたしたちが地球上で生きていくうえで欠かせない酸素は、光合成によってつくられます。光合成というと木や草など、陸上の植物を思い浮かべるでしょう。けれども、じつは海の中でも光合成はおこなわれているのです。
 地球の誕生のころを考えてみましょう。地球ははじめ水蒸気と二酸化炭素というガスにおおわれていました。やがて地球表面の温度が下がると、水蒸気が海となりました。その海の中で生物が生まれ、長い時間をかけて、太陽の光と水をもちいて光合成をおこないました。その結果として地球上の酸素が増えていったのです。
 太陽の光がとどく海中にただよっている植物プランクトンや海藻は、水と二酸化炭素をからだの中に取り入れ、太陽の光にあたると水を酸素と水素に分解し、酸素の一部を海中へ放ちます。水素、酸素と二酸化炭素中の炭素を結びつけて、炭水化物やたんぱく質をつくりだすのです。この有機物は食物連鎖をとおして海洋生物すべてのエネルギーのもとになります。
 光合成に必要な太陽の光がとどくのは海面から70〜80mぐらいですが、この海面に近いところに住む植物プランクトンや海藻によって、地球の酸素の3分の2がつくられています。