海船なるほどサーチAND OR














海に暮らす生物は海の温度に大きな影響を受けます。また、海の温度は毎日の天気や気候にも関係し、わたしたちの暮らしにも深いかかわりがあります。では海水の温度はどうやって測るのでしょうか。
 これまでよくおこなわれていたのは、船から温度計を海へ入れる方法です。
これは簡単にできるのですが、広い海を測るには時間がかかりますし、海が荒れると観測ができなくなってしまいます。
 そこで現在では、飛行機や人工衛星で航空用放射温度計という機械をつかって、空から温度を測っています。この機械は海面から放射される赤外線という熱エネルギーを感知し、水温を測るものです。飛行機や人工衛星につんで海の上をまわれば、短い時間で広い範囲の海の温度が観測できるのです。
 航空用放射温度計は海の表面の温度しか測れませんので、海中深く温度を測るときは、投下式水温計をつかいます。飛行機から発信機の付いたこの水温計を落とすと、水温計が海中に沈みながら水温を測るしくみです。発信機は海面に浮かんでいて、測った水温を電波で飛行機に送ります。