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漁業は魚をとる場所によってわけられています。遠洋漁業は遠く世界中の海で魚をとる漁業で、代表的なのはマグロ漁です。そのほかニュージーランド近くでのイカ漁や、遠洋底引き網漁、大型巻き網漁なども遠洋漁業です。しかし1977年以降(漁業水域に関する暫定措置法)は、各国がそれぞれ自国のまわりに、魚をとってもよい海の範囲をきびしく決めたために、日本の漁船が自由に魚をとることがむずかしくなり、漁獲量は少なくなっています。
 沖合漁業は日本の近くで2〜3日ぐらいで帰れる海で魚をとります。おもにサンマ、サバ、アジ、イカなどをとります。沖合漁業でとる魚の量は日本のすべての漁獲量の半分近くになります。
 沿岸漁業は日本の陸地に近い海で魚をとります。小型の漁船で日帰りで魚や海藻などをとります。日本の沿岸は黒潮と親潮がぶつかり、魚がたくさんとれる豊かな海です。とはいってもとりすぎて魚が減ってはたいへんですから、漁業者はルールをつくって工夫して魚をとっています。
 養殖・栽培漁業は人が魚を育てていく漁業です。養殖業ではおもにハマチ、タイ、カキ、ノリなどがつくられます。ハマチ、タイはいけすの中でえさをあたえて大きく育てます。栽培漁業は卵から稚魚になるまで人が育ててから海に放します。また、海中で魚が住みやすいような環境をつくることも進められています。
 これらをあわせた2002年の漁業生産量は608万tで、前年に比べて3%増加しました。