日本で完成した自動車は、外国でとても人気があって、さまざまな国に輸出されています。では、外国までどのように運ばれているのでしょうか?

  • ① 自動車パーツ
  • ② 組み立て工場
  • ③ トラック(キャリアカー)など
  • ④ 日本の港
  • ⑤ 船(海上輸送)
  • ⑥ 外国の港
  • ⑦ トラック(キャリアカー)など
  • ⑧ 外国の販売店

自動車の輸送に大活躍!! 自動車専用船

自動車を運ぶための船。船内は立体駐車場のようになっていて大きな船だと6,000台以上の自動車を運びます。船は、1度にたくさんの自動車を運ぶことができるので、効率よく自動車をさまざまな場所へ届けることができます。

① 自動車パーツ

自動車は30,000点以上のさまざまなパーツからできています。パーツは、それぞれのパーツをつくる関連工場から、作業に合わせて組み立て工場に届けられます。

② 組み立て工場

さまざまなパーツを組み立てて自動車を完成させるのが、組み立て工場です。組み立て工場は、完成した自動車をさまざまな地域へ船で運ぶことがおおいため、港へのアクセスも考えられ、たてられています。

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「TOYOTAクルマ教室」

写真提供 トヨタ自動車

③ トラック(キャリアカー)

自動車をのせて運ぶトラックをキャリアカーといいます。うしろのトレーラーは、2段にわかれていて上の段と下の段にそれぞれ自動車をのせて運ぶことができます。キャリアカーを使って、近くの港まで自動車が運ばれます。

写真提供 トヨタ自動車

④ 日本の港

自動車は、おもに日本の港から外国の港まで、船で届けられます。港とは、日本と世界を結ぶ海の玄関口。船がモノや人をのせたり、おろしたりする場所です。船に貨物(荷物)を積んだり、おろしたりする作業を荷役(にやく)といいます。

映像提供 海技教育財団

⑤ 船(海上輸送)

大きい自動車専用船だと、その長さはおよそ200mにもおよびます。50m走コースの4本分の長さです。

映像提供 日本郵船

⑥ 外国の港

⑦ トラック(キャリアカー)

⑧ 外国の販売店

自動車の輸出先を見てみよう

日本でつくられた自動車の輸出先はどこでしょうか。グラフで確認してみましょう。

出典:日本自動車工業会

ブリッジ

ブリッジとは、船を操縦する場所です。
船を操縦する人を航海士、船の最高責任者を船長とよびますが、船長と航海士が交代で24時間止まることなく船を動かしています。

写真提供 日本船主協会

エンジン室

船は、船の一番うしろについている巨大なプロペラを回転させることで進みます。そのプロペラを回すのは、エンジンの力です。
エンジンのほかにも、発電機やボイラーなどさまざまな機械が船にはあり、その機械の管理を行う場所がエンジン室です。
また、それら機械を管理する人のことを機関士といいます。

映像提供 川崎汽船

自動車専用船 船内

船内のほとんどが自動車をのせるための駐車場になっています。たくさんの自動車をのせるためにさまざまな工夫がなされています。

映像提供 商船三井

船を動かす船員さんについて

船は、それぞれことなる仕事をする「船員」みんなの力で動いています。

映像提供 日本船主協会

自動車専用船ではこんなものも運んでいるよ

自動車専用船では、自動車だけではなく、ショベルカーなどの重機や鉄道車両を運ぶこともできます。

写真提供 川崎汽船

ワークシート

日本でつくられた完成自動車はどのように外国に届くのでしょうか?

動画や写真などを見て、ワークシートの問題を考えよう!

ワークシート ダウンロード
解答例 ダウンロード

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