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客船とフェリー ~日本の外航客船/世界の大型客船~
~ 日本の外航客船 ~
かつて客船は、大海原を越えて人や物資を運ぶことのできる唯一の交通機関でした。なかでも20世紀初めから中頃までの間は、ヨーロッパとアメリカを結ぶ大西洋航路を中心に、各国がこぞって大型客船を建造し、豪華さとスピードを争った黄金期でした。日本でも北米航路の「浅間丸」、南米航路の「あるぜんちな丸」など、優秀な客船、貨客船が多数建造されました。けれどもこの客船時代は航空機の出現によって終止符が打たれます。特に、ジェット機が登場した後、従来の人や物を運ぶための客船は完全にその役目を終えました。
代わって登場したのが、クルーズ船と呼ばれるレジャー目的の客船です。1960年代後半にはアメリカを中心にクルーズブームが起こり、従来の定期客船とは全く異なるタイプのクルーズ客船が建造されていきます。

日本でも1989年に「ふじ丸」、「おせあにっくぐれいす」の2隻の新しい客船が登場し、新たなクルーズ時代がやって来ました。それ以前にもクルーズは行われていましたが、改造した中古船や外国籍の船による運航でしたから、最初からクルーズが目的の新造船の建造は注目を集めました。その後も「おりえんとびいなす」、「にっぽん丸」、「飛鳥」が就航。さらに1998年春には「ぱしふぃっくびいなす」が登場しました。これらのクルーズ船は、1日程度の手軽なものから、3ヶ月にもおよぶ世界一周まで、さまざまなクルーズを行っています。

船名総トン数全長(m)旅客定員就航年 運航会社
にっぽん丸 21,903 166.6 532 1990.9 商船三井客船
飛鳥Ⅱ 51,000 241.0 720 2006.2 郵船クルーズ
ぱしふぃっくびぃなす 26,518 183.4 644 1998.4 日本クルーズ客船
~ 世界の大型客船 ~
1960年代後半にカリブ海に芽生えた現代のレジャークルーズは、その発展とともに、船の大型化が進みました。当初、2万総トン前後であったものが、1980年代前半には4万総トンへ、1980年代後半には7万総トンへとなり、さらに1996年には10万総トンを超える船が就航し、いよいよ10万トン時代に突入しました。この傾向はしばらく続きそうで、14万総トンの巨大クルーズ船も1999年秋に就航しました。

船名 総トン数 旅客定員 就航年 運航会社
クイーン・メリー2 150,000 2,620 2004 キュナード・ライン
エクスプローラー・オブ・ザ・シーズ 137,308 3,114 2000 ロイヤル・カリビアン・インターナショナル
ボイジャー・オブ・ザ・シーズ 137,280 3,114 1999
アドベンチャー・オブ・ザ・シーズ 137,276 3,114 2001
ナビゲーター・オブ・ザ・シーズ 137,276 3,114 2002
マリナー・オブ・ザ・シーズ 137,276 3,114 2003
カリビアン・プリンセス 116,000 3,118 2004 プリンセス・クルーズ
ダイヤモンド・プリンセス 113,000 2,674 2004
サファイア・プリンセス 113,000 2,674 2004
カーニバル・コンクエスト 110,000 2,974 2002 カーニバル・クルーズ・ライン
カーニバル・グローリー 110,000 2,974 2003
スター・プリンセス 108,977 2,600 2002 プリンセス・クルーズ
ゴールデン・プリンセス 108,865 2,600 2001
グランド・プリンセス 108,806 2,600 1998
コスタ・フォーチュナ 105,000 2,716 2003 コスタ・クルーズ
カーニバル・トライアンフ 102,353 2,758 1999 カーニバル・クルーズ・ライン
カーニバル・ビクトリー 101,509 2,758 2000
カーニバル・デスティニー 101,353 2,642 1996
ノルウエージャン・ドーン 92,250 2,224 2002 ノルウエージャン・クルーズ・ライン